雲に鳴く。

趣味の小説書き、雲鳴遊乃実のブログです。個人サークル『鳴草庵』

創作ネタ

構造分析『火竜の僕は勇者の君と一度も言葉を交わさない』

先月カクヨムにて『火竜の僕は勇者の君と一度も言葉を交わさない』という短編作品を公開しました。 kakuyomu.jp 当作品は、6月10日現在、850PVをいただいており、自作品では一番人気のある作品となっています。 PV数の伸びは投稿の5日後くらいから顕…

他者と自己についての日記

ゴールデンウィークなので実家にいる。明朝には職場近くの住居へと帰る予定だ。 実家は小学校と目と鼻の先にある。本気を出せば通うのに1分も掛からない好立地だが、小学生の自分は嫌がっていた。他の子たちのような、小石を蹴ったり寄り道をしたりして小一…

アドヴァンシヴかつグローヴァルなネオ・ポスト・モダン・ソーシャルにおいてTRIZからファー・フロムなパスト・レガシー・コンテンツであるところの”漢文”なるものについて

最近漢詩が面白そうだと思って読み耽っていたのだが、漢文を学ぶことの無意味さを解くツイートが流れてきて、反論として漢文はこんなに大事だよ! とか、やっぱり意味ねーじゃねーかとか、いろいろな言論が飛び交っていたので、面白そうなので話題に乗って思…

「対等」論考

時々対等な関係に憧れる。 今までは、自分が碌な人間関係を築けずにいた反動で、対等な人付き合いに憧憬しているのだと解釈していた。 ただ、いつまでも憧れてばかりでも変わり映えしないので、ここでひとつ、「対等」について考えてみたいと思う。

批判について

好きな小説は何ですかと聞かれたときには割とすぐに答えられるけれど、嫌いなのはどうかと聞かれるとなかなか上手くは答えられない。 もしも質問主の好きな作品を否定してしまったらどうしようとか、そういう後ろめたさからくる感情ではなくて、嫌いな作家と…

コンセプトについて

初めて即売会に参加したとき、最も苦労したのは、自作の説明を求められたときだった。 そのときに頒布していたのは、ネットで公開していた作品のうち出来の良さそうなものを寄せ集めた短編集だった。なおさら、どんな作品かと聞かれて、一言で答えるのは難し…

プロットについて

物語の筋立てをお勉強する書物は数多くあるし、僕も一時期嵌まっていくらか仕入れたことはある。読めば読むほどのめり込むし、物語のトレーニング法と称して簡易なフローチャートを勧めてくるものもある。当然これもやってみた。百個くらい書いたが、パソコ…

描写について

前の文章にあったあの描写の意味は、実はこういうことだったんだ。 この種の感想を抱かせる物語上の工夫には、布石や伏線などといった名前が与えられる。 綺麗に伏線を回収していくことは憧れであるし、何らかの工夫が上手くいってほしいものだと願う心境は…

#1rtごとに1話~

経緯は以下のとおり。 #1rtごとに1話書いてやんよwwwwwwwwwwwwww俺を物書き地獄にして殺してみろよwwwwwwwwwwwwwwwwwwどうせ無理だろうがなwwwwwwwwwwwwwww空気通ります — 雲鳴遊乃実 (@teacupboy1) June 6, 2017 各話リストはこちらから↓ 彼らの日々 - 1人…

(即興)「頂上にて」 (テーマ「目指す」 一時間)

以下、即興小説です。

シリーズについて

今日の昼間に新潮社の『三国志』(吉川英治)の第一巻を読み終えました。 三国志(一) 桃園の巻 (新潮文庫) 著者 : 吉川英治 新潮社 発売日 : 2013-01-28 ブクログでレビューを見る» 本と言えば一冊きりか、上下巻で終わる物を好んで読んできたですが、自分も…

写経について

twitterのフォロワーさんに感化されてすっかり毎日写経をしています。 一日一回、適当に選んだ小説の一場面を書く。分量は原稿用紙3枚分。一般的な文庫サイズだとだいたい二ページ少しってところです。 僕は手書きで写経しており、書き上がるまでに四十分か…

練習のための1,000字小説についての備忘録

思いつきで始めた1,000字小説について書いておきます。 taskey.me きっかけ 昨年中にプロットの組み方をいろいろと学び、お話を書く前に簡単に筋書きを文字で書くようになりました。勢い込んでプロットを量産していたのです。が、いざ文章に起こしてみたら思…

創作支援サイトまとめ

創作系情報BOTさんが停止されるとのことなので、ツイートからいくつかサルベージしました。 Wordで作る自家製本。 http://jikasei.fc2web.com/ 小説HTMLの小人さん http://htmldwarf.hanameiro.net/ 症状から調べる 自然食品効能辞典 http://www.healthy-myl…

『シェルターより』(お題:隠しきった涙)

時坂教授の遺してくれたプログラムに、涙についての記述があります。感情が昂ぶったとき、人はその下瞼の穴から体液を分泌されます。色のついていない血液のようなこの液体のことを『涙』と言います。感情の昂ぶりとは、主として悲しいときですが、怒ったと…

【一時間即興小説】伝統の一戦

新聞記者・ヤマニシの手記を理解する上で必要ないくつかの事項を今ここで明らかにしておきたい。内容についての詳細は私には皆目わからない。私はただ事実を述べるだけであり、これをもってヤマニシのたどった数奇な人生を理解するうえでの手助けとなれば幸…

書き方考

はじめに たとえば物語の冒頭部で、喫茶店で知り合いの女の子と出会う場面を書くとしよう。 ごく簡単に展開を書くとすれば 1.店に入る 2.彼女に近寄る 3.あいさつを交わして座る となる。 これに僕はさんざん悩む。 書き手でないと意味が分からないだ…

笑いについて

不快だからやめろという論法はその結論に主観が混じっている時点で論理として不適切であり、そればかりか相手を貶す意味合いも含んでいるのだから聞かされる側もつい論理をかなぐり捨ててしまう。論じているフリをして論じさせなくするツールであり、平和な…

『鉄道員』を引用して冒頭部の練習をしてみる。

『鉄道員』の冒頭(P9)を引用する。

面白さ

僕の感想文はだいたい作品に対して肯定的だ。

スマートノートの使い方

岡田斗司夫『あなたを天才にするスマートノート』(文芸春秋)を読み終えたので、スマートノートの使い方を備忘録として書き記しておく。 あなたを天才にするスマートノート(2011/02/25)岡田 斗司夫商品詳細を見る 【第一フェーズ 5行日記】 毎日5行、やった…

齋藤孝『大人のための読書の全技術』第五章を要約する

読書には、自分が楽しむための読み方と、読書を通して何らかの武器を得ることを目的としたものとの二通りがある。後者が「アウトプットを意識した読書」である。 そのアウトプットする力とは何かといえば、表現する力、突き詰めるとコミュニケーション力であ…

ネタ化する物語について

一日のうちの数時間を他者とのコミュニケーションのために割き、常にネット空間へのアクセスを維持し続けることが求められる時代にあっては、文化の役割も変質する。人は今や、感銘を受けた作品について他者と語り合うのではない。他者と語り合うための素材…