2020-01-01から1年間の記事一覧
2020年は80冊の本を読みました。 このうち特に印象的だった本について、読んだ経緯や簡単な感想を交えながら、思い出せる限り振り返っていこうと思います。 小説『屈折する星屑』(江波光則/ハヤカワ文庫JA)閉塞感に満ちた廃棄コロニー。死亡遊戯のぬるま…
2020年の振り返り記事と2021年の目標です。 オリジナル小説の同人誌を2作刊行 数年前にA5版で刊行した「時をかける俺以外」の文庫版と、某投稿サイトでの連載小説「死にたがりの修羅」の文庫版を刊行しました。 「時をかける俺以外」は誤字脱字等を全面的に…
こんばんは、雲鳴遊乃実です。今のところ小説を趣味で書いている者です。 今年は言わずもがなな大騒ぎでイベントにもなかなか顔を出せなかったのですが、新刊も出せたり、いろんなオンラインイベントに作品を掲載してもらったりして、ささやかながら活動の幅…
大滝のぐれさん、フジイさん共作の「ケーキの切れるごみくずども」 副題は『ボーダー/ライン』テーマアンソロジーということで、小説・散文・詩、収録作のそれぞれが「境界線」を描いています。 人と人とを隔離したり、それらが混じりあったりする。そのき…
テキレボEXで買った小説同人誌『春、きみの指が燃えていたこと』(幅観月さん)の感想文です。 書影『春、きみの指が燃えていたこと』(幅 観月) 購入した理由はタイトルに惹かれたからです。 表題作を含め、収録されているのは7つのお話。 掌編と言える3…
小説を含め、同人誌即売会に通う趣味・習慣を持っていた人にとって、2020年は長く記憶に残ることになるのだろう。 名だたるイベントの中止や、換気消毒の感染症対策を徹底した制限開催。 その一方で、オンライン上では、共通のサーバーを介したドットゲーム…
お久しぶりです。雲鳴遊乃実です。 本はあっても売るイベントがないという状況が長いこと続いておりますが、活動する場を継続していこうとする動きをいくつか目にするようになりました。 即売会では、先日参加した全通販型即売会「Text-Revolutions Extra」…
昨年12月から、カクヨムという投稿サイトで小説を連載している。 『死にたがりの修羅』という作品だ。 kakuyomu.jp 高校三年の筧章汰は人間が化け物になる悪夢にうなされていた。一年前の知人の死、それ以来見るようになった地獄のような夢が、ある日突然顕…
こんばんは。雲鳴遊乃実です。 突然になってしまいましたが、5月に販売する新刊についてご連絡します。 新刊『時をかける俺』(文庫版) 販売方法 カバー表紙の公開 刊行にあたり 最後に 新刊『時をかける俺』(文庫版) 令和2年5月に『時をかける俺以外』(…