雲に鳴く。

趣味の小説書き、雲鳴遊乃実のブログです。個人サークル『鳴草庵』

近々発表する新しいサイト「短編小説リンク集 沙棠の舟」について

こんばんは、雲鳴遊乃実です。今のところ小説を趣味で書いている者です。

 

今年は言わずもがなな大騒ぎでイベントにもなかなか顔を出せなかったのですが、新刊も出せたり、いろんなオンラインイベントに作品を掲載してもらったりして、ささやかながら活動の幅を広げられたのかなと思います。

 

 

もう年の瀬間近ですし、新年に向けてもうひとつ新しいことを始めたいと思います。

 

 

小説と小説のリンクを勝手に作るサイト

コロナ禍以前の私は様々な即売会に参加することが大きな趣味でした。

イベントで出会った方々にお会いすることはもちろん、全く知らない人に自分の作品を知ってもらえること、また自分から新しい表現や物語に触れることができることは、何とも言い難い魅力があるものでした。

イベントに参加できない現状において、当時の不思議な魅力を考えてみると、私が魅力に感じていたのはその「偶然性」によるところが大きいように思います。

偶然知った本から新しい知見を得たり、興味感心の緒を引いたりする。大袈裟に言えば自分を変える可能性も大いにあるわけですね。

 

この偶然性をどうにかオンラインでも再現できないだろうか。

そんなことを最近になって考え始め、少しずつ肉付けをしているところです。

 

というわけで、長くなりましたが、私が今作っているサイトの話をします。

そのサイトの役割を端的に表すと、(原則として)web上で掲載されている短編小説を募集し、それぞれを勝手にリンクしてしまおう」というものです。

 

トップページ(案)

サイトのトップページはこちら。

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リンク集外観

リンクの手順として、まずはサイトのメールフォームにて掲載希望の作品とタイトルを募ります。

その後いくつかのやりとりの後、作品をジャンルごとのページに分けて掲載していきます。

サイト上部にも常に表示される「怖い話」等がジャンルです。

実際には、応募作品全体を見て、このリンク集限定の独自のジャンルを作っていこうと考えています。

 

ジャンルページ(案)

ジャンルのページはこちら。

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ジャンルページ外観

作品No.の後に続くのが作品タイトルです。クリックするとその作品が掲載されているwebサイトへと移動する仕組みです。

その下の「次に読むとしたら……」というのが、私が勝手に設定するリンクです。

この独自のリンクは、私が応募作品を読んだ上で設定します。

この画像の中にも書いてあるとおり、単純に似たジャンルをおすすめするのではなく、「あえて違うジャンルを読ませる」「同じテーマを別の角度から見せる」「正義側の物語の後に敵側の物語を読ませてモヤモヤさせる」など、なるべく幅広い繋がり方をもたせたいと思っています。

 

匿名メッセージ

もうひとつ、このサイトの特徴として「匿名メッセージ」というページを作ろうと思っています。

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匿名メッセージ外観

まだ何もないですが、ここにメールフォームをひとつ設置します。

そのメールフォームは管理人である私・雲鳴宛となっており、書かれている内容のみを作者様にお伝えする仕組みとします。

メッセージを書く側は完全に匿名のまま作者様に言葉を伝えることが可能となります。

なんでこんな仕組みなのかというと、私自身の感覚で恐縮なのですが、作品の感想に自分の名前を載せて発信するのはめちゃくちゃ怖いことだからです。

書いた感想が全く的外れだったらどうしよう、作者を傷つけたり怒らせたりしたらどうしよう、そもそも小学生並みの感想しか言えないのが恥ずかしい云々。

これらの悩みは全て匿名にすれば解決します。安心して好き勝手なことを書いて送りましょう。

なお、管理人の目で誹謗中傷の類やその他の危険が予想される発言は匿名のまま抹消する予定です。どのメッセージが伝わり、どれが不可となったかもお伝えしません。やはり好きなことを書けばよいでしょう。

 

募集要項作成中

最後に募集要項。今はこれを詰めているところです。

今のところ考えているのは「募集期限までにwebサイト等に掲載されていること」「(原則として)1話完結、長くて30,000字程度の短編小説であること」「全年齢対象であること」あたりです。

 

募集開始から期限までには一ヶ月程度設けたいと思っております。

既存作品の宣伝として活用してもいいですし、新しく小説を作成しても構いません。

早ければこのブログ上にて、12月29日頃には募集開始できると思います。

 

おわりに

このサイトについてのアイデアは2020年中に各種イベントに参加したことによって生み出されたものです。

なにも張り合おうとするのではなく、「自分だったら何ができるだろう」という感じで考えました。

私はただの一般人ですし、自分では面白いと思っているこのアイデアがどんな風に受け止められるかもわかりません。

そのため、どれだけの応募があるのかさっぱり読めないのですが、この活動が参加される方々にとって何かしら有益なものになれば幸いですし、やるからには真面目にやろうと思います。

 

募集開始までしばらくお待ちください。

また、すでに何かしらご質問等がありましたら、twitterかメールアドレスにご連絡ください。

twitter : @teacupboy1

Email : byebyecloud9876@gmail.com

 

それでは今しばらく、どうぞよろしくお願いいたします。