2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧
初めて読んだ金城一紀の作品は「GO」で、宮藤官九郎の映画版を見たのがきっかけだった。はちゃめちゃに面白かったのを憶えている。 小説の方は数年後に読んで、暴力性と無常観、それらを一本貫く精神性に非常に痺れた。 その「GO」をつい最近、といって…
平成30年11月、文学フリマ東京でひざのうらはやお氏のブースに赴き、「煤煙」を購入した。 どうして購入したのか書きたかったのだが、記録を漁っても一向に思い出せない。 僕は氏のブースをチェックしていなかった。 それ以前のイベントでもしかしたら無料配…
「なんでそんなまどろっこしいことしてるんですか」こんな不躾な質問をされたのは、今年の三月の話だった。テキレボ8が終わった直後の、とある昼下がり。相手は仕事の中でたまたま出会った人だった。だから、どんな人かも碌に知らない。 最近の僕は本を書い…