雲に鳴く。

趣味の小説書き、雲鳴遊乃実のブログです。個人サークル『鳴草庵』

第9回 Text-Revolutionsに参加します。

★参加案内★

第9回 Text-Revolutionsに参加します!

日時:2019年10月12日(土)  11時~16時

場所:都立産業貿易センター台東館 6F

ブース:E-09 鳴草庵

カタログ:

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鳴草庵へのルート

 

★頒布作品★

新刊:拡張現実試論

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咲いて、飛べ――
小説を書き始めた2013年から5年間で、書き上げた短編35編を収録。
物語を書いてみたいと思い立ち、あっちこっちへふらふらと、 「このままでは死にたくないな」という想いを胸に、 現実の拡張を推し進めたひとりの人間の足掻き具合をどうぞご覧ください。

 

準新刊:火竜の僕は勇者の君と一度も言葉を交わさない

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夢の中でのみ訪れることのできる異世界
火竜として召喚された「僕」は、勇者の少女と共に戦ううちに、次第に心を通わせ始める。

 

他、既刊数点をいくらか持ち込みます。

 

 

★開始前の所感★

生きてます! 生きてるので出られます!

仕事も創作もいろいろ立て込んでいて大変といえば大変なのですが、何とかなるでしょう。

疲れてるからもう本をべたっと並べるだけでいいかなとかちょっと邪心働いたりもしたのですが、いつものキャリーバッグにいつもの設営道具を詰め込む。

ただ持ち寄る冊数は少ないです。自分の作風はそれほどテキレボに合致していないから、とちょっとネガティブなことも言いますが、どちらかというと疲れているからというのが本当のところです。

 

準新刊で並べる「火竜」は3月のテキレボで初頒布でしたので、まだ今年の話なんですよね。なんだかすごく遠いことのように感じられます。

それから何を書いたかというと、様々に書いていまして、あかんわーってなったのも多くあったりして、まだ表に出せない物ばかりになっています。

紙の本としてお届けすることと、自分の執筆能力、完結能力のスキルを向上させることは、噛み合っているようで噛み合っていなくて、その齟齬にだんだん苦しめられている、なんて書くともっともらしく書いていますが、やっぱりそれは疲れているからです。あんまり気にしなくて良いですよ。

 

何はともあれ、テキレボ楽しみです! 多くの人に作品をお届けできれば幸いです。

よろしくお願いします。

第七回文学フリマ大阪に出店します

文フリ大阪に初出店するので、その告知です。

 

概要

日時:2019年9月8日(日)11:00~17:00

会場:OMMビル(大阪府大阪市中央区大手町1-7-31)

webカタログ

当サークル「鳴草庵」はC-08です。入口入ってちょっと曲がれば、います。

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第七回文フリ大阪会場図

 

頒布物

新刊:拡張現実試論

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僕は物語によって現実と向き合うことができるようになった。それを僕は「拡張」されたと思っている。(あとがき 私的「拡張」論考より)

「もしもの世界」、「対等関係」、「生命の超克」、「成長痛」、「伝え、贈る」……がむしゃらに物語を書き続けているうちに見つけた5つのテーマを扉として、各7作ずつ、合計35作の短編を収録。

2014年から2018年までの活動報告ともいえる、僕の集大成となる短編集です。

そういうのを初参加の会場に持って行くのはどういうことなの、と思うかも知れないのですが、いいのです。

 

準新刊:火竜の僕は勇者の君と一度も言葉を交わさない

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2019年3月に発刊した、夢と現実が交錯するファンタジー小説です。

イラストはDragon House( https://twitter.com/mofumofu_house

 )様

同タイトルでカクヨム様にも公開してありますが、美麗な表紙が手に入り、かつ番外編まで読めるのは物理書籍だけですよ!

 

既刊

From AI to U

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感情のはじまりにまつわるゆるやかなSFです。

 

C'mon Spice!

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カレー王になりたいと言って失踪した友達を見つけたかった。

 

綾は千々、されど同じ学舎の中で

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学校を舞台にした短編集です。

 

委託

JAM(月と缶チューハイ作 執筆者は雲鳴です)

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好き勝手やらせてもらった短編集です。

 

おまけに

拡張現実試論の宣伝で散々謳っているとおり、私は2014年から執筆活動を始めています。(などといいつつ、拡張現実試論のあとがきで2013年と書かれているのをみつけてしまいましたが、誤字です)

その年に私は大学を卒業し、社会人になりました。小説を書いてみたいと思ったのもちょうどその頃で、仕事の合間に書いていた形になります。

なんで書いていたのかというと、なかなか上手くは説明できませんが、何かしら残したかったんだと思います。

意識して作っていたわけではないのですが、社会人になることへの不安、人付き合いが苦手で、上手に生きていけない自分への焦り、そういった感情が混沌と渦巻いていたものが、短編小説の形で少しずつ漏れ出ていたように、今では思います。

 

「拡張現実試論」はごく普通の短編集としてお楽しみいただける作りとなっています。

そして、この短編を書いたのが、先ほど述べた不安や焦りを持った20そこそこの人間が書いたと意識してみると、また違った読み方ができるかもしれません。

 

この短編集が読者の方々にどのような印象を与えるのか、私自身楽しみでもあります。

初参加となる文フリ大阪での頒布ということで、いつも以上に多くの方の手に取ってもらえることを期待して、この記事の終わりといたします。

 

9月8日をお楽しみに。

また、この作品は11月の文フリ東京後に通販しようと思っております。(まさか在庫は残っていると思うのですが)

どうぞよろしくお願いいたします。