【感想文】SHIROBAKO #6 イデポン宮森 発動編
前回のお話から引き続き、爆発のシーンを作画と3Dどちらで描くかで右往左往。太郎が伝達しなかったことで、次の話を担当する宮森にも飛び火して、しかたなくデスクの本田さんに伝えたら「万策尽きたー」と叫ばれる。監督にも相談を、と思ったらカンヅメから脱獄さされていた! そんな慌ただしい状況からお話が始まります。
遠藤さんは前回の話で、北野さんに3Dとの折り合いの付け方で叱咤されたわけだけど、自分の仕事が蔑ろにされて3Dが推し進められようとしたことに未だ納得していないというわけですね。
Aパートのラストで、CG制作の会社に勤めるみーちゃんに相談したらしいおいちゃんが、みーちゃんから作画と3Dの折り合いの付け方について諭されたようす。
Bパートに入るとずかちゃんの話も差込まれる。養成所の講師の縦尾先生がバイト先の居酒屋に来店して、オーディションの話を伝えたり、気分転換に演劇鑑賞を勧めたり。
「ただゴドーを待ってるだけじゃ、どこにもいけないものね」と、縦尾先生。
その後おいちゃんとの電話で、現状報告。昔見ていた将来の夢の話になり、それがおいちゃんの苦労につながり、同窓会のときの印象を絡めておいちゃんを励ます。
ずかちゃんがこうして励ませるのも、縦尾さんと話して落ち込んでいた気持ちをすっきりさせたからで、そう思うと繋がっているんだなあと思ってみたり。
それから、イデポン展のチケットを持って遠藤さんの元へと走って行くおいちゃん。どことなく縦尾先生の言葉を彷彿とさせるね。
イデポン展を介して、下柳さんとも鉢合わせて、昔の情熱を思い出した遠藤さんたち。それから徹夜で70カットを描き上げる。なんという盛り上がり。
次回へと続く。
2話のときもそうだけど、やっぱりアニメが好きだからって理由でみんな働いているんだよね。だから、好きなアニメの話になれば盛り上がる。初心を取り戻すというか、自分の情熱を思い出せる。いい話なんだ、本当に。