5月19日頃の日記
三島由紀夫の『不道徳教室講座』を読んだ。「弱い者をいじめるべし」など、道徳的な表題とひたすら逆のことを提唱するエッセイ集だ。今までは三島由紀夫の作品ばかりを読んでいたので、こういったユーモラスなものを書く人なのだとは知らなかった。昭和30年代の世相がなんとなく伝わってくるのも面白かった。
あとがきは昭和60年代の頃の文章のようで、すでに亡くなっている三島由紀夫の作品と私生活とのギャップについて述べていた。これもまた面白い。
なんとなく買ったファッション雑誌が30代後半の男性向けのものだった。なんとなくにも程があった。載っているアイテムがみんな高い。年代別とはそういう懐の広さの区別でもあるようだ。
Twitterで話題に出ていたAAアンソロに首を突っ込んでみることにした。すっかり普通の小説を書くことに没頭している今、あらためてAAを使って何が書けるのか、ぼんやり考えてはいるけれどまだまとまってなどいない。
ブーン系小説ではなくAAがメイン、というところにできれば焦点を当てたい。しかしそれで面白くなるかはまだ自信がない。
金沢で買った金粉入りコーヒーがとうとう終わってしまった。少し悲しい。インスタントではあるけれど、味わい深くて良かった。
これはお土産として知り合いの方にも送りつけたものであり、その方からも好評をもらえていた。コーヒー飲めない人のいる家だったらどーしよーとか、選ぶときに物凄く悩んだ。そんな思い出。
金沢について満喫できたのか、ちょくちょく反省をしている。回りたいところを回ったのは確かだけど、イベントに参加してからの旅行というのが思ったより体力に響いたのが痛かった。これはむしろ体力の無さの問題か。