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雲に鳴く。

趣味の小説書き、雲鳴遊乃実のブログです。創作サークル綾月所属。個人サークル鳴草庵代表。

金沢旅行(H27.5.4~5.5)

 第二十回文学フリマ東京に参加した足でそのまま金沢へと向かいました。

 棒立ちでは走りゆく「かがやき」を捉えられなかった。

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 金沢に到着したのが午後4時頃。

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 この写真を撮影した直後に雨が降り始めました。

 すぐやむかなと思ったのですが意外にも勢いは増し続け、結局夜7時過ぎまで豪雨。風もとんでもなく強かった。日本海側では折り畳み傘は役に立たないのです。びしょ濡れになったため、後で確認してみたら文フリで買ったものもフリーペーパー等は結構被害くらってました。ひい。

 

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 雨に打たれながら向かった「金沢文芸館」(写真は翌日撮影)。5日火曜日はお休みとのことなので、どうしても月曜日のうちに行きたかったのです。

 五木寛之をはじめ、金沢を舞台とした小説や泉鏡花文学賞を受賞した作者たちを紹介しておりました。あすなろ青春文学賞という文芸館主催のも展示されていましたね。いいなあ。

 案内してくれたのは話し好きのおじさんおばさんでした。泉鏡花賞の受賞者を話のタネに閉館ギリギリまで。そもそも受賞者がバラエティに富みまくりでしたなあ。

泉鏡花文学賞

 いや、でもまだまだ知らない作家がたくさんいます。読みてえ。

 

 友人と合流して近江町市場へ。地元の人は「おみちょ」と読みます。

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 潮の香りがする魚介類の美味しさをしみじみ味わいました。

 僕は海無し県の人なので、この香りには毎回新鮮な気持ちで感動させられます。凍らされたお魚にはあの味わいはないのです。

 

 金沢の街を歩き回って思うのですが、照明が優しいですね。泊まったのが香林坊の付近だったのですが、どのお店も下からのライトで上の看板を照らしている。ネオンサインや電光掲示板もほとんど無かったと思います。そういう景観に対する決まり事があるんですかね。単純に関東がやかましすぎるだけかもしれませんが。

 

 枕が変わると寝にくくなる僕は5時過ぎには目覚めてました。6時から朝食のバイキング。

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 まあ普通のビジネスホテルです。豆腐が三重県産だったかな。

 

 そしてさっそく兼六園です。どうせ混むだろうしと、開園時間の朝の7時に入りました。

 

 

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 真弓坂入口、だったような。

 ガイドブックめいたものがたくさん撮れました。

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 ちなみにこれは日本初の噴水だそうです。周りより低い位置に噴出口を作ってぷしゃーってやってます。

 

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 ああ。

 

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 芭蕉さん歌を詠みました。

 

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 日本武尊です。西南の役の慰霊碑で明治時代にできました。あまりにも逆光なのにむかついて無理やり撮りました。

 

 外へ出て金沢城公園へ向かいました。金沢城は大火で燃えてしまったので、敷地と石垣がメインになります。

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  石垣が並べてありました。反対側から撮ってしまったので名前はずれてます。

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 時間があれば香林坊から武家屋敷跡まで行きたかったのですが、お腹痛かったので断念。スタバに籠って執筆してました。10時ころになって収まったので、ホテルの戻って荷物を取り、駅のコインロッカーへ。

 途中、「まちのり」という自転車レンタルサービスに寄って登録をしたのですが、時期も時期なのでポートに自転車はなく、歩くはめに。

 

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 近江町市場の付近を東に折れてまっすぐ、文芸館の向かいにある蓄音機館へと行きました。11時から蓄音機の試聴をやっておりまして、10分遅れくらいで到着。SPもそうだし、LPも試しに聴かせてもらえました。僕にとっては昔話の中で出てくるレコードに初めて触れてまたしみじみ。音を綺麗にしていった過程が学べて面白かった。

 

 そのままひがし茶屋街まで歩きました。時刻はお昼。覚悟はしていましたがおびただしい観光客で道が埋め尽くされておりました。

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 北陸の方は瓦が黒いんだってとある人から事前に教わっていたのですが、ここでそのことを実感。木造の御茶屋が古風で引き締まって見えた。

 食事にありつけそうもなかったので御茶屋めぐり。開放されていた「志摩」という御茶屋に入りました。

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 御茶屋は日常を離れた空間。お客さんを異世界に誘うためにあるのだそうな。

 そこでは舞踊や弦楽などが嗜まれ、お客さんの側でも教養が試される。何も知らずに御茶屋にくることは「野暮」と呼ばれました。

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 奥に進むと御茶の試飲もできました。高校の時にちらっと体験したことを思い出す。和菓子の切り方はなんとなく思い出しませたが、お茶碗の回し方はさっぱり忘れてました。お店の方は回してましたね。

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 三味線の音なのかな、それが微かに聞こえてきて穏やかな雰囲気に包まれていました。二日目が晴れて本当に良かった。

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 お昼は道の奥にあったお麩屋さんでのそうめんと田楽。お麩が有名なのです。

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 まちのりの自転車にもようやく乗れました。が、結局道も観光客ばかりだったので自転車も乗りづらかった。もっと空いている時期ならいいサービスでしたかもね。

 写真は撮ってませんが、帰りがけに泉鏡花記念館に寄りました。小さな建物なのですが資料が豊富。同時に澁澤竜彦展もやっていて見ごたえがありました。澁澤竜彦が三島由紀夫と一緒に泉鏡花を掘り起こしたことが関係していたのでしょう。

 僕自身、泉鏡花作品についてはあまり知らなかったのですが、こちらで水木しげるの描いた泉鏡花伝を購入。ものすごく興味深かった。

 

 駅の地下を通るたびに演奏していたのですが、あそこはいつも何かしらイベントをやっている場所なんですかね。椅子もたくさん並べられていて、地元の人が聞いていそう。

 お土産屋は駅構内にある「あんと」に行きました。金沢のお土産はだいたいこことで買えると聞いていた通り、フロアにぎっしりお店が並んでおりました。

 

 帰りの新幹線の切符は事前購入してはいなかったけど、自由席でも二十分くらい前に並んでいたら乗れました。良かった良かった。

 

 金沢の街、思い返せばいろんなものがそろっていました。 文芸館の人に聞いた話では四、五年前に駅前の開発が始まって一気に様変わりしたそうで。バスとかも乗りやすくて使いやすかったね。