ゼノギアス感想まとめ
昨年の9月から今年の2月にかけて、PSVITAで『ゼノギアス』をプレイしました。
クリア後につらつら感想をTwitterで垂れ流しましたので、ひとまずここにまとめておこうと思います。
ネタバレはありです。ご注意ください。
ゼノギアス進捗 pic.twitter.com/T1HY6Y9kEG
— 雲鳴遊乃実♭「生首を読んでみろ」管理人 (@byebyecloud9876) 2018年2月5日
2時間近くのムービーが間に挟まるゲームなんてこれから先で触れることはまずない気がする。
— 雲鳴遊乃実♭「生首を読んでみろ」管理人 (@byebyecloud9876) 2018年2月5日
でもそのとびきり長い主人公の自我の確立からのゼノギアス搭乗イベントが一番面白かったんだよなあ。
— 雲鳴遊乃実♭「生首を読んでみろ」管理人 (@byebyecloud9876) 2018年2月5日
フェイ関連のイベントは文句無しに面白かったです。けっして抽象的になりすぎない範囲で自我の確立のプロセスが示されていてとても良かった。エリィとの相補的な関係もあって葛藤がダイレクトに伝わってくるんですよね。
— 雲鳴遊乃実♭「生首を読んでみろ」管理人 (@byebyecloud9876) 2018年2月5日
他のイベント、ビリーくんとジェシーさんや、マリアとゼプツェンの話、バルトのエピソード、エメラダやぜポイム文明まわりの話もどれも好みではあるんですよね。
— 雲鳴遊乃実♭「生首を読んでみろ」管理人 (@byebyecloud9876) 2018年2月5日
でもそれってフェイとは関係ない気がしちゃうのがちょっと辛かった。旅に同行はしてるけど目的は別というか、仲間って感じが薄くて。
フェイとエリィのエピソードは、二人とも不完全な状態から始まってるのがとてもいいですね。フェイは言わずもがな、そもそも記憶がなく、ときに直情的で、弱気な面もある。エリィも最初は自責の念をフェイになすりつけたりしてたわけで、善じゃないんですよ。エゴの方が強かったんだ。
— 雲鳴遊乃実♭「生首を読んでみろ」管理人 (@byebyecloud9876) 2018年2月5日
独善的な二人がぶつかりあって、互いを見つめ直す。お互いが鏡になってるのかなと、そんな印象でした。
— 雲鳴遊乃実♭「生首を読んでみろ」管理人 (@byebyecloud9876) 2018年2月5日
街の焼ける様をエリィに突きつけたときのフェイはラハン村での過ちが浮かんでいただろうし。
浮き彫りになるのはキスレヴ直後の漂流シーンからで、面白いなと思い始めたのもこのころからでした。
そう考えるとディスク1はどちらかといえばフェイにとって受け身の話なんですよね。そもそも目的がないので。その間様々な人に会って葛藤する。そして最後には自分の正体を知ることになる。
— 雲鳴遊乃実♭「生首を読んでみろ」管理人 (@byebyecloud9876) 2018年2月5日
ディスク2で話のスケールは拡大する。内面で変化を遂げつつあるフェイとエリィが話を動かしていく。
ディスク1で出会った人たちの影が薄くなるように見えるのは、フェイとエリィが濃くなるから。焦点が当たるからだな。敵の存在感、フェイやエリィの因縁も見えてきて、プレイする側としても二人の成り行きを追いたくなる。
— 雲鳴遊乃実♭「生首を読んでみろ」管理人 (@byebyecloud9876) 2018年2月5日
ダイジェストにたったけど、そうでなかったら戸惑いは大きかったかもしれない。
それにしても旧約聖書的ワードをちりばめながら根幹に東洋思想を置く仕組みは面白いな。
— 雲鳴遊乃実♭「生首を読んでみろ」管理人 (@byebyecloud9876) 2018年2月5日