雲に鳴く。

趣味の小説書き、雲鳴遊乃実のブログです。個人サークル『鳴草庵』

チラシの裏

図書館が逃げ場所であることについて

「学校つらい子逃げて来て」鎌倉市図書館が感涙ツイート 職員の思い - withnews(ウィズニュース)withnews.jp こんなこと言われたら泣くしかないわ。 このツイートが回ってきて思い出したことなのだが、中学生くらいのときの僕は図書室に避けていた。何故か…

学部再編の報せを聞いてから

文系学部の再編の報せを聞いてからちょくちょくその善し悪しを考えている。現状の文系学部が優れているとは思えない。立ち位置自体があいまいな学部もたくさんあったし、そもそも理系文系という区分がおかしいともよく言われている。 自分の体感なのだけど、…

「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展

国立新美術館で開かれている「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展に先日ふらっと足を運んだところ、予想以上に楽しめた。展覧会は8月31日まで開かれているので、まだぎりぎり8月である今のうちに紹介しておこうと思う。 「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲー…

デザインをいじった話。

久しぶりにブログをいじって気づいたのだが、カテゴリが表示されていなかった。右カラムにモジュールを追加したことで解決。ついでにデザインも簡単にいじくった。少しでも読みやすいブログになればありがたい。 思えば読む人への心配りが低かった。そもそも…

日焼け止めが効かなかった話。

昨日体調を崩した原因がわからない不安まま朝を迎えた。 腹痛は和らいでいた。痛みがあったが、機能に比べたらだいぶマシ。痛いのになれすぎてしまったのかもしれない。 不安はあったが、気晴らしも兼ねて外出した。職場の同期たちが開いていたバーベキュー…

病院に行ってきた話。

朝からとんでもない腹痛があり、職場に着いてからもまったく引かなかったので、早引けして近所の病院へと直行した。 診察を受け、念のための血液検査やら練度兼写真撮影やらをした末に、『過敏性腸症候群』じゃないかと言い渡された。肉体的にはまるで異常は…

6月13日の夢日記

大通りの傍にある四角い講堂の中で大会が開かれていた。ビブリオバトルのような競技であり、二人の代表者とその取り巻きが集まっていた。 人はいたが、それ以上に部屋が広かったので、ひどく寂しい光景のように思えた。建物は綺麗だが、よく見れば装飾がどこ…

6月10日頃の日記

松田優作マガジンを衝動買いした。家に帰ってDVDを見ようとしたら再生されず、windows8以降はDVDのコーデックに対応していないとかそんなものを知った。フリーソフトを散々漁り、シンプルなMedia player classic を入れた。慌てているうちにGOMだと…

中華まんの話

こしあんとつぶあんならばこしあんの方が好きだった。 味の問題ではない。粒が残った状態であることがどうしても好きになれなかったのだ。 どんなものでも塊があるのならばできる限り漉してしまいたかった。飲み物に浮かんだ氷やら、雨上りのグラウンドに散…

まどろみに飲み込まれながら書き記す陳腐についてのささやかな呟き

事柄を逐一綴る文章が悍ましく感じられる。必要であると思って書いたはずなのだが読み返してみると必要ではない。必要であるにしてもそんなものを書くのはどうだろう。描いた傍から陳腐になって瓦解する。 事柄を説明することは多分に自己満足だ。説明したと…

6月2日頃の日記

久しぶりに新聞をじっくり読んだ。どうしてそんな気を起こしたのかというと、ちょうど読んでいた『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』(辻村深月)の中に新聞を読む人と読もうとしない人についての文章があったからだ。せっかく家に届いているのだから読んでみようと…

本を読む

そういえば地元にはろくな書店が無い。 BOOKOFFと蔦屋書店とブックエースがある程度だ。品揃えは悪い。 隣のそれなりに大きな市のやつはどうかというと、これも駅構内にちょっと広めの書店スペースがある程度だ。 僕が暮らす埼玉北部は田舎なのである…

5月20日頃の日記

猛烈に物が欲しくなり、職場帰りに寄った書店で雑誌を買った。『ダ・ヴィンチ』と『BRUTUS』だ。前者は小説・コミックに関連した情報誌で、後者は情報管理特集を載せていた。 『ダ・ヴィンチ』の方が予想以上に面白く、結局11時半過ぎまで読みふける。…

5月19日頃の日記

三島由紀夫の『不道徳教室講座』を読んだ。「弱い者をいじめるべし」など、道徳的な表題とひたすら逆のことを提唱するエッセイ集だ。今までは三島由紀夫の作品ばかりを読んでいたので、こういったユーモラスなものを書く人なのだとは知らなかった。昭和30年…

5月17日頃の日記

小説家になろうにて、『声が聞こえる!』第二話を投稿した。 ↓↓↓ 声が聞こえる! - 第二話 ロードバイクと管狐 (リンク先:小説家になろう) 気づいた人は読んでください。気にいってくれたらコメントください。 途中からなかなか筆が進まなかったので、無…

5月14日頃の日記

眠気の勢いが弱まってきたために今日も書いてみようとする。

5月13日頃の日記

ブログは発表の場なので構成を考える時間が必要、と『スマートノート活用術』的な本で岡田斗司夫さんが書いていた。以来記事を書くのにも時間をかけるようになった。だけど日記のようなものもできれば書き記しておきたい。なので発表とは別という意味で『日…

金沢旅行(H27.5.4~5.5)

第二十回文学フリマ東京に参加した足でそのまま金沢へと向かいました。 棒立ちでは走りゆく「かがやき」を捉えられなかった。 金沢に到着したのが午後4時頃。 この写真を撮影した直後に雨が降り始めました。 すぐやむかなと思ったのですが意外にも勢いは増…

ブログを再び動かすについての反省と計画性への希求

すっかりブログ放置させてしまったので一応の反省をしてみる。

今年読んだ本をざっくりまとめる

読書管理サービスのブクログからコピペしています。 ちなみにこのサービス自体は九月から登録しています。 並び順については登録順を基準に、なるべく作者で合わせています。 【漫画】計 22冊(あくまで今年買った本だけで数えているし、登録し忘れている…

帰宅後の疲れをとるためにどうすればよいか

僕のメインの読書時間は通勤時間帯だ。家に帰るとどっと疲れが押し寄せてしまい、なかなか本を読む力が湧いてこなくなってしまう。 今まではこれも仕方ないかなと諦めていたのだが、やはり帰宅してからの時間をじっと動かずに過ごしてしまうのはもったいない…

『だまし絵Ⅱ・進化するだまし絵』に行きました。

9月13日にタイトルの展覧会に行きましたことをここに記しておきます。 場所は渋谷のBunkamura ザ・ミュージアム。「Ⅱ」とついていることからわかるように、前身となる展覧会が五年前に行われ、好評を博していたそうです。多くの方から「面白かった」の意…

名古屋観光(二日目)

8月18日、私はいつも通りに5時起きをした。もっと早かったかもしれない。仕事での早起きがすっかり身についてしまっていたらしい。部屋の窓からは隣の建物の壁しか見えなかったので、未明の空の徐々に白んでいく様が壁の色合いによってのみ感じられた。 …

名古屋観光(一日目)

こんにちは、副島湯呑です。 8月17日(日)、18日(月)を利用して名古屋を散策してきました。一人旅です。 行くと決めたのは先月末のこと。 社の方から夏休みを使うように散々言われていたのですが、僕みたいなコミュ障には気軽に遊べるような友達はい…

あんだすたんど

筒井康隆の「家族八景」の文章中、エディプス・コンプレックスという言葉を見た。父親を殺し、母親と結婚したオイデュプスの悲劇に擬えた言葉だ。聞き覚えはあるが、心理学的な内容は知らなかった。「家族八景」の中での使い方も、意味を知らないとピンとは…

八月十四日の備忘録

今日、清水義範と清水良典を混同していたのがわかった。清水義範という名前を先に知ったのだが、もしかしたら私が今まで見てきた清水義範のうち、何割かは清水良典であったかもしれない。私の読んだ小説指南書の作者と、宮部みゆきの『R.P.G.』に解説を載せ…