近況報告(28.4)
近況報告、といっても果たしてどれくらい遡れば良いのでしょうね。だらだらと書いてみます。
書き溜めている
昨年末からずっと書き溜めをしている物語があります。順調に事が運べば近いうちには冒頭部分を公開できるかと。とはいえ今頃になって設定を見直したりと、結構ぐだぐだと進めているので延期も十分に考えられます。過度な期待はしないが吉です。
テキストレボリューション vol.3
平成28年3月21日にテキレボに潜入しました。創作サークル綾月のメンバーとして名を連ねておきながら自分は一般参加者として買い物を楽しんでいました。読んだ作品は順次twiterにて感想を上げております。読むのがおそいため、あまり進んでいないのが現状です。
感想の書き方、twitterだけに書くってのもよくないですよね。基本的にTLっていうのは流れていってしまうものですし、相手にお届けするにはリプライ形式にするのが一番ですが、結構勇気が要ります。好まれるとも限りません。そもそもtwitterやってない作者様には手の出しようがありません。
というわけで、twitterで書いたものをここにも載せます。作者様に届くと良いな。
テキレボ戦利品の、亀屋たむさんの『春に泳ぐ』を読みました。こんなふうに怪異を扱う人はあまり見たことがない気がする。文体も、眺めだけど軽やかでストレス無く一気に読み進めることが出来ました。ぐいぐい読ませる力があると思います。
— 雲鳴遊乃実@綾月テキレボC-22でした (@teacupboy1) 2016年3月21日
ちーず書店さん(@chizmaru )の『三丁目の神社の猫神様』を読み終わりました。こんなに純粋ないい話を久しぶりに読んだ気がします。短めのお話ですが、爽やかさが感じられてとても良かった。
— 雲鳴遊乃実@綾月テキレボC-22でした (@teacupboy1) 2016年3月26日
蒸奇都市倶楽部さん(@steam_city_club )の『壷蟲の天』を読み終えました。短編集だと伺っていましたがそれなりのページ数であり、情報量も多くがっつり楽しませていただけました! 設定周りがかなり確立されているので、物語世界に入り込みやすかったです。
— 雲鳴遊乃実@綾月テキレボC-22でした (@teacupboy1) 2016年4月9日
旅人たちの紡歌さん(https://t.co/5p7ODOwJiy)の『時の欠片』を読み終えました。文章のバランスがとても好みに合っていて、特に番外編は構造が少し複雑なのですがストレスなく読み進められました。解釈の余地ある終わり方ですが、僕的には良いことな気もしましたね。
— 雲鳴遊乃実@綾月テキレボC-22でした (@teacupboy1) 2016年4月10日
『もじめし』の最後にあった、相沢ナナコさんのエッセイを読んで、良いな、ってじんわり頷いていたり。
— 雲鳴遊乃実@綾月テキレボC-22でした (@teacupboy1) 2016年4月10日
ちなみに綾月さんの同人誌に寄稿したのは、ずっと昔に『小説家になろう』で冒頭だけ書いたお話でした。もうアカウントは消したので読めませんが、あの頃はどうやって終わらせたらいいのかわからずじまいでいたので、今回書き上げられてよかったです。
ブン動会
長いことこっそり厄介になっているブーン系界隈にて開催されていた短編投下イベントに参加しました。企画の性質上、何を書いたかは明かせませんが、せっかくだしと思って昔ぽっと思いついたアイデアを活用しました。こんなのどうしたらいいんや・・・・・・って諦めていたのですが、それなりに形になってくれたようです。
しかし一ヶ月の期間を甘く見ていましたね。最後の方では空いている時間のほとんどを執筆に当てざるを得なくなってしまいました。締め切り付きを普段経験していないからこその緊張感。つらかったけど楽しかった。
時間の都合上、他の作品はとても読み切れないし、投票にも参加しません。作品だけ投下する悪い人です。界隈が盛り上がることを心より願っています。
文フリ東京
出展はしません。一般参加者としてきっと行きます。秋の方には無理を押してでも参加したいです。そのためにはとにかく何かを書かなきゃですね。
お仕事
頼りがいのある先輩が別の職場に転出されたため、仕事が大量に回ってきました。四月からすっかり残業組です。かろうじて執筆に当てられるのは一時間くらいでしょうか。とはいえ執筆ばかりしていてもいけないのでなかなか厳しい状況です。
人間関係面でもそれなりにつらいことが重なってどうにかなっていました。先週は毎日泣いてました。理由というか、原因はまあ、元々のコミュ障が祟ったとしか言い様がないような。
今は休日なので安定していますが、また仕事が始まるとどうなるかわかりません。元気でいようと思っています。
読書
年明け早々から読み始めていた『三国志』(新潮文庫)がようやく読み終わりました。全10巻、長かった・・・・・・
長い物語ですし、こういう戦記物を読む機会はほとんどなかったので、内容を正しく把握できているのかは自信ありません。登場人物もいっぱいですし。記憶によく残っているのは、呂布を攻略するきっかけとなった貂蝉や、孔明と元徳の出会いのエピソード、趙雲子龍の並々ならぬ活躍っぷり、政略のはずみで元徳の妻となった呉夫人、主要な登場人物たちのそれぞれの晩年、などなど、きりがない。厖大な物語ではありますが、ところどころに美しい文章や漢詩なども紛れていたり、ときにはページをめくる指を止めて読んでいました。戦争の様態が徐々に変化していくのも面白かったです。騙されまくって、段々猜疑心が強くなっていきましたね、みんな。
そのほか、読んだ本だと最近では『百万畳ラビリンス』がお気に入り。上下巻の漫画ですが、SFミステリというある意味出尽くした巻のあるジャンルでここまで挑戦的な内容を描けるとは驚きでした。読者の心情をも見透かしているかのような構成です。文句なし。薦めやすい作品ですね。
『ハクメイとミコチ』をようやく買えまして、4巻がとても良かったので1巻も買いました。2巻、3巻を今日探したのですがどこにあるのかわからなくて結局帰宅してしまったなあ。
小説では、石田衣良さんの提唱した月イチ2文企画に乗っかって『DINER』(平山夢明)と『春のオルガン』(湯本香樹実)を買いました。前者はあらすじを読んでの衝動買いです。
ちょっと出遅れたけど、今月の二冊は『春のオルガン』(湯本香樹実)と『DINER』(平山夢明)です。
— 雲鳴遊乃実@綾月テキレボC-22でした (@teacupboy1) 2016年4月10日
読みきれるか不安ですな!
『DINER』はあらすじで惹かれ、目次を見て衝動買いしたのでそれも載せておきますー
#月イチ2文 pic.twitter.com/ocFyxpAu5f
鉄血のオルフェンズ
一期終わっちゃいましたねー。二期は秋からで、楽しみにしています。
ひとつのアニメ作品に嵌まる経験がなかなか無く、あってもとっくの昔に終わった作品だったりしたので、今回は早期に嵌まれて話も終えて楽しかったです。Blue-rayもせっせと買い集めています。高い、高い・・・・・・でもたぶんあとで見返すし、お布施だと思ってお金を流します。
面白いなと思ったきっかけがなんだったかというと、やっぱり一話の白兵戦でしょうか。モビルワーカーを駆使しての戦い方やバルバトス登場の演出に一発で心射貫かれた形です。その後三話までで厳しい世界観をしっかり構築されていたのが魅力的でした。まあ、最後の展開は正直どうなんだろと思ってしまいましたが、二期があるので楽しみにしています。OOみたいな失速はしないでほしいな。
そのほか
あいかわらず何を書くべきかについて悩んでいます。企画だったり練習だったり依頼だったりすると書きやすいのですが、自分らしさがちゃんと出せているのかな? といつでも不安に思っています。
自分の作品の持ち味っていうのがもっとよくわかってくれれば書きやすいんですけど、まだまだわからないことは多いです。しばらく書いてみて、「あ、これは僕が書きたい話じゃないな」と気づいて慌てて書き直すこともしばしばあります。最初からわかれば効率アップ? でもそこは常に変化するところなのかも。
とりあえず今は、昔思いついたアイデアを膨らませることが多いです。時間が無い? やる気が無い? そもそも何をしたい!? でも何かを書きたい。それが確かなのだから、あとは自分で見つけなければ。
そのうちプロットづくりやアイデア溜めにまた精を出してみても良さそう。今後に活かせるように。