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雲に鳴く。

趣味の小説書き、雲鳴遊乃実のブログです。創作サークル綾月所属。個人サークル鳴草庵代表。

『名文』

感想
著者 : 中村明
筑摩書房
発売日 : 1993-03

 

 中村明の『名文』と『悪文』とセットで買いました。元々探していたのは『悪文』の方だったのですが、興味が先に立って『名文』の方を先に読むことになりました。

 作品を簡単に紹介すると、前半では著者独自の名文の定義があり、後半ではそれに該当する小説、エッセイの文章が50個列挙され、5ページ程度で解説されているというもの。

 原本は1979年なので、昭和50年の頭までの小説から挙げられていますね。数も多いので偏りは感じませんでした。むしろ僕としては手薄だった昭和30年代、40年代の文学作品をたくさん知ることができたので大変満足しております。

 満足の理由にはブックガイドとしてありがたいというのもありますし、ずっとやりたいと思いつつ逃げていた書き写しにもとりくみたいなと思い始めていたという事情からでもあります。今後もしばらくは参考にする本になるでしょう。