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雲に鳴く。

趣味の小説書き、雲鳴遊乃実のブログです。創作サークル綾月所属。個人サークル鳴草庵代表。

今年読んだ本まとめ

感想

 2015年もいよいよ終わり、ということで今年どんな本を読んだのかをまとめてみました。長くなるので目次をご活用ください。

 

小説 

 商業誌の小説のうち、年内に読み切った本です。紙書籍、電子書籍、購入した本、借りた本、もらった本すべて含めてとなっております。作品数は95冊。同人誌含めたらプラス10くらいかな。

 去年知った辻村深月さんや北村薫さんは安定して読んでいる。今年特に嵌まったのは荻原浩さん、西加奈子さん、山田詠美さんあたりですね。

 

ハケンアニメ!
辻村深月
読了日:01月22日
満願
米澤穂信
読了日:01月23日
黄金を抱いて翔べ
高村薫
読了日:03月15日
A2Z (講談社文庫)
山田詠美
読了日:05月13日
島はぼくらと
辻村深月
読了日:05月21日
サラバ! 上
西加奈子
読了日:06月13日
サラバ! 下
西加奈子
読了日:06月17日
音楽の在りて
萩尾望都
読了日:07月23日
ヒトリコ
額賀澪
読了日:07月30日
悟浄出立
万城目学
読了日:08月15日

東山彰良
読了日:08月19日
白痴 (新潮文庫)
坂口安吾
読了日:09月06日
十夜
読了日:09月10日
きりこについて
西加奈子
読了日:09月11日
スキップ
北村薫
読了日:10月12日
噂 (新潮文庫)
荻原浩
読了日:11月05日
奴隷小説
桐野夏生
読了日:11月06日
ターン―Turn
北村薫
読了日:11月17日
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漫画

年内に購入した本です。読み切れないものはなかったはず。作品数は87冊。

続き物が多いです。初めて手を出してみたシリーズは『僕だけがいない街』と『ワールドトリガー』で、今後も買うと思われる。BLUE GIANTは登録漏れていたのを登録しただけですね。『ヴォイニッチホテル』、『血界戦線』、『アオイホノオ』は一気に買いました。

 

人間仮免中
卯月妙子
読了日:07月10日
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そのほか

 ノンフィクション(教養)、エッセイ、詩が一緒くたです。どうしてこうなったかというと、エッセイと教養がまず分けにくかったのと、詩の冊数が少なかったからです。まあ、小説、漫画以外の本ということですね。作品数は63冊。

今年は文芸関係や文章にまつわる本をいろいろ読んだかな。予想以上に買いすぎちゃいましたが。そんな中特に印象に残っているのは『本を読むときに何が起きているのか』と『カフカ式練習帳』、『街場の文体論』かな。『このミステリーがひどい』も尖ってて面白かった。

和の幻想ネーミング辞典
読了日:07月26日
この作家この10冊
読了日:09月08日
街場の文体論
内田樹
読了日:12月18日
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お薦め本ベスト12

結構頑張ったけどこれ以上は絞れなかった。
 
10位 レヴォリューション No.3
 男子中学生たちが大暴れするお話です。表紙絵が団地ともおの人でした。
 
11位 ハードボイルド・エッグ
 フィリップ・マーロウに憧れる探偵がおでんをつついたりおばあちゃんを助けたりします。
 
 漫画界、アニメ界の巨匠の若かりし頃が描かれています。ドラマもめちゃくちゃ面白かった。
 
9位 本を読むときに何が起きているのか
 作者はデザイナーです。あまり内容を知らないでページをめくるとびっくらこきます。
 
8位 サラバ
 イケメンが落ちぶれる様にすさまじいセンスを感じました。世の中顔じゃないんだなって思いました。
 
7位 ぼくは勉強ができない
 世の中顔なんだなって思って・・・・・・でもやっぱりそうでもないなと思い直しました。
 
6位 上弦の月を喰べる獅子
 宮沢賢治の書評と並行して読んでいたら相乗効果で半端なくのめり込めました。あまりに面白かったので休日に徹夜で読みました。わくわくした具合は一番かも。
 
5位 楽隊のうさぎ
 文章の書き方が面白かったんですよ。時間をぴょんぴょんとうさぎみたいに飛び越えていくんです。一年半があっという間に、鮮やかに描かれていて瑞々しかった。いろんな意味で勉強になりました。
 
4位 流
 こんなに自由に時間を操る小説は今まで見たことがありません。映画を見ているかのような臨場感とど迫力。何もかもが気持ちよかった。一人の人間の半生のうち、一番輝かしいところを見せてもらっているだと思うんです。
 
3位 ターン
  三部作(繋がりはないけれど)のうちの2作目ですね。同じ時間が繰り返される、誰もいない世界に取り残された女性のお話です。時間とは何か、人とは何か。何も残せないっていうことがどれほど辛いことなのか。今を生きていることをもっと大事にしたくなるお話でした。
 
 幼い頃に近かった女性が遠くに離れ、大人になって身分の違う姿で再会する。そんな基本のプロットを時代劇として描かれておりました。時代劇とは言っても、舞台は架空の街。たったそれだけなのだけど、時代劇に関する固定概念を覆されました。架空の街って、ありなんだなって。お話もとても綺麗で切なかった。
 
1位 スロウハイツの神様(上)(下)
 スロウハイツの住民たちの群像劇、といっても主人公格はそこまで多かった気がする。ちょっとした謎解きはもちろん鏤められていたし、どんでん返しも冴えていたけれど、何よりも良かったのがお話の一途さです。今時珍しいくらい優しい内容で、どういうわけか涙が止まらなかった。外出先だったので結構大変でした。突っ込み所は多いし、優しすぎるのは裏を返せば物足りないってことにも繋がりかねません。ですが、この際他人の評価は関係ありませんね。文句なしで今年一番の、素晴らしい小説でした。