雲に鳴く。

趣味の小説書き、雲鳴遊乃実のブログです。個人サークル『鳴草庵』

2018-07-04から1日間の記事一覧

【感想】貘の檻(道尾秀介)

大槇辰男は、離婚した妻の元に渡った息子と面会していた。その帰り、駅のホームで女性の自殺を目の当たりにする。彼女の名前は曾木美禰子。かつて、大槇の父が殺したと見做されていた女性だった。 大槇は曾木の死の真相を確かめるべく、水引きの伝説の残るか…